セキセイインコはこんな鳥です

【和名】セキセイインコ 背黄青鸚哥

【英語名】Budgerigar (Melopsittacus undulatus)

【体長】約20センチ(しっぽ込み)

【体重】35~50グラムくらい

【寿命】一般的なデータだと約10年
 一般家庭での飼育下で15年以上のケースはありますので、個体差や環境による部分も大きそうです。

オーストラリア南部内陸部、比較的乾燥した地域の出身。日本で飼育されるようになったのは明治時代から。数百種以上におよぶさまざまな色変わりが作り出され、多くの人に愛されています。

画像は飼育下のセキセイインコ。左ノーマルグリーン(野生色)右ノーマルブルー雄。

セキセイインコには…

大型セキセイ、羽衣セキセイも同族です。

従来種とこれらの交雑はもちろん可能です。

 

★大型セキセイインコ(ジャンボセキセイ)

 品評会で姿形を競って楽しむ方向で作出されたセキセイで、身体の大きさもさることながら羽毛の質、大きなおでこ、独特の立ち姿など通常のセキセイと多々ことなります。

最近では、ペットバードとしてみかけるようになってきました。おっとりした気質が魅力。

 

★羽衣セキセイ

 頭から背中にかけてくるくるした巻き毛が特徴的。こちらも、ペットバードとして普及してきたようで、あちこちで可愛い姿がみられるようになってきました。

こちらもおっとりちゃんが多いかも。

→詳しくは「芸物」の項にて

 

どちらも、よりよい鳥を作出するために、本格的な繁殖家のもとでは血統管理が行われています。自分で繁殖させてみたいな…と思った時は、ざっとで良いので品種特有の情報を集めてみましょう。

 

 

 


【フェザーダスター】

大型セキセイに時々出ます。

一生羽根が伸び続けモップのようなもふもふ、その姿から飛ぶことができず

非常に短命です。(数ヶ月程度)      

 

現状では遺伝的なものといわれています。

一度フェザーダスターの出たペアからはまた出る可能性があるといいます。

人の目に触れる機会は少ないですが、

インパクトある姿で珍しいことから、ほしがる人がいてもおかしくないです。

 

ですが、不健康な姿と思います。品種改良の余波を喰った犠牲です。

これが品種として固定されないことを切に願います。